朝の連続テレビ小説ドラマ「舞い上がれ」では空を飛びたい主人公がその夢に向かって成長していく物語となっています。
今回主人公「舞」が航空学校を目指す際、身長制限があることが判明しました。
このことについて「知らなかった」「そんな制限があったんだ!」と思われた方も多かったのではないでしょうか。
では、なぜ制限が設けられているのか気になるところです。
【ここで分かること】
1、そもそも航空学校ってどんな所?
2、航空学校(パイロット)の条件として身長制限があるのはなぜ?
3、実は身長制限が変更になっていた!
これらについて見ていきましょう。
それではスタート!
「航空学校」ってどんな所?
そもそも「航空学校」ってなに?
なんとなくイメージ出来るけど詳しく知らないかも!
そんな方のために航空学校について簡単に説明します。
【航空学校とは】
国内の高等学校としては、極めて珍しい「航空科」を設置していることが大きな特徴です。
石川県輪島市にある日本航空高等学校石川は兄弟校にあたります。
航空学校では、パイロットに必要なライセンスの取得はもちろんですが、他にもこんなことが学べます。
【航空科】
・高校在学中に自家用操縦士資格や計器飛行証明など必要なライセンスを取得
・航空整備の基本を基礎から身につける
・キャビンアテンダント
・パイロットの操縦課程に入る前に学んでおくべき基礎知識の学習
・操縦一般日本航空大学校操縦課程にも繋がる一貫教育の礎となる課程、航空整備士・検査員などの国家資格を持ったエンジニアや、プログラミング能力を身に着ける
・航空機の構造を学び、航空整備士・設計技術者などのエンジニアを目指す
航空学校では飛行機に関わる全てのことが学べる場となっているんですね。
航空学校について分かったところで、パイロットを目指すには身長制限があることについてみていきましょう。
「航空学校」パイロット身長制限が必要な理由は⁉
ドラマ内で航空学校(パイロット希望)に行くには「身長制限」があることが話題となっています。
この制限となっている身長は何cmなのでしょうか。
それがこちら!
なんとも絶妙なラインですよね!
なぜそのような制限が設けられているのでしょうか。
【身長制限の理由】
・パイロットに身長制限がある理由は、操縦には手足を使うから。
答えはなんともシンプルでした。
操縦する際、どうしても身長が低いと操縦できない(しにくい)という問題が起きてしまいます。
操縦するには、椅子に座った状態で左足のラダーペダル(飛行機の操縦に用いる動翼の一つ)をいっぱいに踏み込みながら、右手でオーバーヘッドパネル(頭上にあるパネル)にあるスイッチを触るなど必然的に長さが必要となってきます。
なので身長が低いと限界があるということなのです。
いくらパイロットになりたくても身長の壁があるのね。
身長は頑張ってどうにかなることではないですもんね。
身長が低いと出来ないってことね。
ですが、絶対になれない。
と言うわけではありません。
椅子の位置調節など工夫すれができることもあるそうですが、それでも限界はあります。
「航空学校」パイロット身長制限が変更してた!
【以前】163cm
【現在】158cm
このように変更になっていました。
このように変更になった原因の1つとして日本人女性の平均身長が関係していると思われます。
以前の身長制限が163cmですが、実際日本人女性の平均身長を見て頂ければなるほど!
となります。
【日本の平均身長】
・女性「157.9cm」
・男性「170.0cm」
以前の身長では平均身長にすら届いておらず、かなり絞られてきます。
それもあり、日本人女性のパイロットの方が圧倒的に少ないことです。
元々の制限身長(163cm)であれば日本人女性の平均身長にも届いていません。
これではなりたいと思っていても諦めてしまった方も多そうですよね。
身長制限を下げることで、人数の幅を広げようという思いがあったのかもしれません。
🌟プチ情報🌟
海外であればパイロット資格を取れるのだとか⁈
パイロットを目指していて、でも身長が届かない!
なんて方は海外に行くのも手かもしれないですね。
学費費用についてもまとめているので興味ある方はチェックしてみてください。
まとめ
女性がパイロットを目指すため航空学校に行くには「身長制限」があることについて調査してみました。
結果、操縦する際ペダルやパネルを触るのに必然的に長さが必要となることが分かりました。
また、身長制限が2011年に改訂されたことも分かり、これまでより女性る幅が広がったのではないでしょうか。
女性パイロットが少ないのでこれから女性も活躍できる場所となればいいですね。
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