2017年に1作目が公開した実写化『鋼の錬金術師』ですが、公開後原作ファンから猛批判を食らっていた伝説の迷作映画となりました。
不評であった前作でしたが〝続編〟を公開するということで、再びネット上で批判の声が続出していました。
実写化と言うものは何にしても元々賛否両論あるものだと思いますが、なぜここまで批判の声が大きかったのでしょうか。
前作のも参考にしながら炎上している理由について調査してみました。
それではスタート!
『鋼の錬金術師』炎上した理由
その1:前作が不評だったが続編を作成
前作が不評でありながら「続編」を作った!
元はこれに当たると思われます。
そもそも人気漫画の実写化自体が難しく炎上の火種となりやすいですよね。評判が良く当たれば大成功ですが、前作のように批判的な声が多いと続編はなかなか難しいです。
ちなみに前作は「キャスティングやメーク・衣装・映画の内容やセリフなど」全てのクオリティーが低く、猛批判を受けることになりました。
では、なぜ続編を行うことになったのか。
それは曽利文彦監督自身が鋼の錬金術師のファンであることもあるでしょうし、挽回的な思いもあるのかなと個人的な意見ではありますが感じました。
また、以前監督が「新たなファンを掘り起こし、再びブームを作れる、ハガレンファンとして、新しい世代や世界で、ファンが増えることを望んでいる」とコメントしています。
このことから映画は原作ファンのためではなく、新たなファンを作るために作られているようにも思われます。
だからこそ原作ファンからすると違和感のある作品となったのではないでしょうか。
その2:原作とイメージの違い
鋼の錬金術師は元は漫画です。
人気漫画なだけありファンも多く期待していた方も多くいたため、実際見てみると原作との違いや違和感・内容と言ったところを見てもファンや原作を知っている人からすると思う所があったことで、期待していた分外れたという感情の方が大きかったのではないかと思われます。
中には少し原作を変えているものもありますが、人気アニメなだけに観ている人の満足度の期待には応えられなかったようですね。
その3:キャスト選び
キャストに関しても批判が出ています。
今回上映されている物に関して言うと、新しくスカー役にキャスティングされた新真剣佑について批判が上がっており、イメージと違ったようですね!
ネット上では。
- 《もう絶望しかない》
- 《続編なんて望んでないし。しかもスカー役が新田真剣佑、全然違う》
- 《前作、完全にアレだったのに続編を二部作でやるとか。まさにメンタル鋼》
- 《ハガレン続編? 絶対に許さない。広告とかCMで観る羽目になるの? お願いだから止めてくれ》
- 《ハガレンこと鋼の錬金術師の実写化続編。心を痛めるような話題が多い今の世の中に大きな「笑い」を届けてくれそうですね。棒読み大根山田涼介とNTR新田真剣佑の対決楽しみだわ》
こんな声が上がっていました。
それぞれのイメージがあると思いますのでイメージと違えばそうなってしまうのも無理はないですよね。
その4:コスプレ感
この物語自体が、中世のヨーロッパの世界観を舞台となっています。
ですが登場している人物が全員日本人という所に引っかかっている・もしくは違和感を感じられた方が多かったと言うことですね!
当たり前ですが世界観とはミスマッチになってしましますよね。
さらに、コスプレ感が強いという意見がよくみられました。
なので余計に出ているのが日本人・世界観・コスプレ感が強いことによりどれもハマっていなかったってことになります。
実際にこのような声がありました。
なかなか厳しい意見があるようですね。
その時代背景としての人物も大切ではあるかもしれないですが、原作は日本のアニメなのに日本人が演じると批判が起こるのは残念な気もしますが、実際違和感を感じると言う気持ちを持ったこともあるので難しいところですね。
ですが批判的な事ばかりではなく、このように評価している意見もありましたよ♬
その5:CGでの表現の仕方
実写化するのにあたり外せないのがCGですよね!
そのCGについても、原作の表現の仕方と映画の映像が違っていたりと、「ここはこうじゃない」なんて意見がありました。
期待しているシーンや人気のあるシーンで原作と変わっているところがあると残念ですもんね。
また、CGを使わなくてもいいのではないかという所までCGが使われていると、批判がありました。
前作の作品で言うとCGが古いというコメントもありましたね。
この映画に関してはCGは必要不可欠!
今回のCGに関しては、原作との表現の仕方とかは置いといて、CG自体は全体的に評価は高かったです。
年々CG技術は高くなっていますしこれからさらにクオリティの高い作品が沢山出てくるでしょうね。
戦闘シーン
この映画で大事なシーンとなるのが戦闘シーンですよね!
その中で原作と戦闘シーンが違うとファンの中で批判が上がっています。
例えば、
漫画では……ロイ・マスタングに回線をつないでたところにマリア・ロスに銃を向けられるが、偽物と気付き反撃しようとする。ですが、落とした写真から妻のグレイシア・ヒューズに変身され反撃できずに頭を打たれて死亡。
だったのが
映画では……電話回線をつないでいた所にロイ・マスタングによって頭を打たれて死亡。写真も落としているがなぜかホムンクルスが変身もしないし、ヒューズは抵抗もしないまま殺害されている。
他にも、「ヒューズがマスタングの偽物だと気付かなかった」「不死の軍団あまりにも弱すぎる……しかも弱点が頭」なんともしっくりこない場面がいくつかみられたようです。
実写化の評価
以上のことから、批判が集まっているのではないでしょうか。
では、映画についての評価を見てみましょう!
良い意見も、良くない意見も両方見られましたが、結論映画が良くないわけではなく、原作が人気で面白いことから実写化できる世界観ではなかった。もしくは期待値やそれぞれのイメージが出来上がっていた。のではないかと思われます。
きっと、原作を知らない人(ファンの方でも評価している方はいてます)は楽しめる映像になっているでしょうし、ファンの方など知っている人にとっては好きだからこそ原作と違うことで評価が下がっていたのかもしれないですね。
まとめ
公開されている実写化『鋼の錬金術師』の炎上している理由について調査してみました。
いろんな意見はありましたが、決して低評価している意見ばかりではなく高評価の意見も沢山ありましたので要はそれぞれの感じ方かと思います。まだ観ていない方は、ファンの方もそうでない方もどう感じるのか1度観てみるのもいいかもしれませんね。
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