2023年1月17日からドラマ「星降る夜に」がスタートしました。
このドラマはオリジナルストーリーとなっており、音のない世界と、音のある世界にいる男女の物語となっています。
純愛ながらも心がほっこりするような2人の運命がどのような展開となっていくのか気になるヒューマンドラマ内容となっています。
ですが、このドラマの前の作品で行っていた「silent(サイレント)」にていると言われています。
silentといえば、トレンドにも入るぐらいの社会現象を起こしたドラマですよね。
ですが、実際は全く似ていませんでした。
では、「星降る夜に」がなぜ「silent」に似てると言われたのか検証してみました。
それではスタート!
ドラマ「星降る夜に」がsilent「サイレント」似てる⁈似てない⁈
ドラマ「星降る夜に」がsilent「サイレント」に似ていると言われています。
その1番の要因は、どちらも手話を使っているというところです。
それではあらすじはどうなのでしょうか。
おさらいも兼ねてあらすじを簡単にご紹介します。
まずはsilent。
【silent(サイレント)】
高校時代に恋人として幸せな日々を過ごしていた紬と想。 しかし、想が地元・群馬を離れ東京の大学へ進学したタイミングで、突然紬に別れを告げ、姿を消してしまいます。 それから8年の月日が流れ、紬は幼なじみで想の友人でもあった湊斗(鈴鹿央士)とともに過ごし、将来を考えるように。
しかし、そんなある日駅で想の姿を偶然見かけ、思わず声をかける柚でしたが、彼にはその声が届いていませんでした。なぜなら想は…。
これは何度も観たい作品です。
歴史上に残る名作ですよね。
次に「星降る夜に」をご紹介。
【星降る夜に】
鈴は、勉強家で優秀な医師だが、誰にも弱音を吐けない孤独を抱えている。 一方、一星は、生まれつき聴覚がなく、手話や筆談、スマートフォンやジェスチャーで会話をする。 両親を学生時代に亡くし、遺品を片付ける中で遺品整理士と出会う。 その仕事に感銘を受け、自らも遺品整理士となった。
2人は、鈴が息抜きのため訪れたソロキャンプ先で出会う。音のない世界にいながらも、人生を楽しんでいる一星に対し、窮屈に生きてきた鈴の心はどんどん明るくなっていき…。
silentは元恋人だった2人が再び出会ったことで話が展開されているドラマであり、「言葉」がキーワードとなっている物語となっていました。
ですが、星降る夜にはひょんなことから出会った男女2人のお話となっています。
ストーリーは違いますが、どちらも手話を使った内容となっているので似てる・一緒と言われれています。
ですが、
結論:実際は全く似ていませんでした。
では、手話も含めてなぜ似てる・一緒と言われたのかその要因について見ていきます。
それがこちら。
【似ている・一緒と言われた要因】
・手話であるということ
・恋愛ものであるということ
・聴覚者役と聴者役の男女が同じ
大きくみて以上のことが言えるのではないでしょうか。
それでは1つずつみていきましょう。
似てる・一緒と聞かれた要因3選!
その1:手話であるということ
手話を題材にしているドラマはこれまでにもあったので、本来であれば特に何も思わない所、もし思っても手話のドラマは久しぶりかも。
と人によっては思うぐらいかと思います。
【手話を題材としたドラマ】 | 放送年月日 | 放送局 |
---|---|---|
名もなく貧しく美しく | (1976年)・(1980年) | TBS系・日本テレビ系 |
星の金貨 | 1995年 | 日本テレビ系 |
愛していると言ってくれ | 1995年 | TBS系 |
続・星の金貨 | 1996年 | 日本テレビ系 |
君の手がささやいている | (第1章-第4章、最終章)1997年-2001年 | テレビ朝日系 |
新・星の金貨 | 2001年 | 日本テレビ系 |
オレンジデイズ | 2004年 | TBS系 |
ラブレター | 2008年-2009年 | TBS系 |
心の糸 | 2010年11月27日 | NHK総合 |
福岡恋愛白書13「キミの世界の向こう側」 | 2018年3月23日 | KBC |
silent | 2022年 | フジテレビ系 |
星降る夜に | 2023年 | テレビ朝日系 |
ドラマだけでも思ったよりありますね。
中には懐かしいと思われた方も多いかもしれません。
ですが今回の場合、この作品の前に「silent」が手話を題材とした内容を行っています。
2作品続けてだったのでタイミングが悪いですし、なぜ同じような内容を持ってきだったのでと感じてしまいます。
さらに、似ているという言葉が上がっていた原因として「silent」が大ヒットしたという所が何より大きいですね。
続けて行うにしても前作の作品が大ヒットし、さらには常にトレンド入りするぐらい話題となっていた作品です。
この内容が良かっただけにどうしても比較してしまう方も多くおられます。
これは仕方のないことですよね。
あれだけヒットした作品ですからね。
このことによって、手話を題材にしたドラマという点から同じと感じてしまいます。
なのでそのようなこの場が上がっていたようですね。
🌟ポイント🌟
「silentを真似た」という意見も始まる前は上がっていましたが、ドラマを作成するには前々から決まっていないと作成できません。
このことからsilentを真似したわけではないです。
結論としては、手話は同じでしたが内容が全く違いますし、手話というだけで似ていませんでした。
手話の使い方や話す感じも違うので別物の作品として見ることが出来ます。
その2:恋愛ものであるということ
恋愛ものなので、silentを見ていた方はどうしても重ねてしまう方が少なからずおられたようですね。
silentの内容が残っている状態でのドラマですもんね。
そのように思われても仕方のないことかもしれません。
ですが、これに関しては恋愛ものは同じでも内容が全く違うので「コレはコレ」と切り分けてみてみるのがいいかと思います。
また、今回の恋愛のテイストもまた違っています。
それもそのはず、silentで目黒蓮さんが演じた「想」と北村匠海さん演じる「春」の恋愛に対するタイプが全く違います。
【silent「想」の場合】
聞こえなくなってきたことが原因で恋人と別れています。
一方的に、何も告げずに彼女の前から姿を消してしまい、元恋人だけでなく高校仲間との縁も全て断ち切り、限られた人にしか心を開かずに日々を過ごしています。
このことから心を閉ざしていることや、恋に臆病になっていることが分かります。
対する星降る夜にでは、
【星降る夜に「春」の場合】
恋愛においてはかなりのやきもち焼き。思い通りにいかなければむくれるし、抱きしめるし、キスをする。子どもっぽい発言や行動も多く、それがケンカの原因になることも。
このことから、内容としては別物として楽しめるようになっています。
なのでこれに関しては、また違った見方が出来ます。
その3:聴覚者役と聴者役の男女が同じ
silentの時は目黒蓮さんが演じた「想」は聴覚者、川口春奈さん演じる「紬」が健聴者という配役です。
ですが、星降る夜にも同じように 北村匠海さん演じる「春」が聴覚者、吉高由里子さん演じる「鈴」が健聴者という配役です。
なので配役が一緒となっています。
このことからシーンによっては重なってしなう所があるのかもしれません。
この役が逆ならまた見方が変わるかもしれないですね。
ですが、これに関してsilentと星降る夜にと違う所があります。
それがそれぞれの性格が全く違います。
【silent「想」の性格】
相手を思い続ける純粋な心をもっている少年。相手を思いやる気持ちが強い。想いを素直に伝えられない所があるが、少しずつ心を開いていきます。
対する星降る夜にでは、
【星降る夜に「春」の性格】
性格はストレートで直情的、かつ感情表現が豊かで明るく陽気&おしゃべり。生まれつき聴覚を持たず、音のない世界で生きており、手話や筆談、スマホ、ジェスチャーを用いて会話をする。自分の感情に正直であるがゆえに口が悪い時もあるが、嘘がないので信頼できる人間。
このように、同じ聴覚者であっても性格が全く違います。
なので、同じ男女の配役であってもまた違ったような展開となっています。
これに関して同じであっても問題ないように思われます。
手話という点で違う所はここ!
silentと星降る夜にが手話という点で同じと言われていますが、手話として違う所があるのでご紹介します。
silent「想」も星降る夜に「春」も聴覚者であるのは同じです。
ですが、聴覚者でも症状がそれぞれ異なります。
それぞれをご紹介します。
【silent「想」の場合】
18歳の時に“若年発症型両側性感音難聴”を発症。
silentの場合、途中から耳が聞こえなくなった難聴者であるということ。
ですが、星降る夜には、
【星降る夜に「春」の場合】
生まれつき耳が聞こえない「ろう者」であるということ。
この違いはかなり大きいです。
これによって、手話の感じも違ってきます。
実際、目黒蓮さん演じる「想」は途中からなので、最初の方はあえてろう者のような手話でないようになっています。
この違いも感じて頂けるようになっています。
これを楽しんで観るのもいいかもしれませんね。
まとめ
「silent」と「星降る夜に」が似ていると言われていたことについて調査しました。
題材として「手話」という所が一緒なのでそのように感じられていたようです。
ですが、実際は同じ手話でも内容や恋愛模様・性格が全く違うのでsilentとはまた違った見方ができるのではないでしょうか。
星降る夜には別物として楽しめる内容となっています。
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