2022年45回目を迎える24時間テレビのチャリティーマラソンランナーがバラエティー番組「The突破ファイル」で発表されました。
今年のランナーは、お笑いコンビEXITの兼近大樹に決定!
正直ランナーに選ばれたのは意外でした。
マラソンを了承した兼近の走る理由として、自分の事を「何も成し遂げたことがない人間」と言っていました。
そこで、今回兼近が走る理由について解説していきます。
それではスタート!
🌟プチっと情報🌟
ここ3年ほど新型コロナの影響もあって、複数人で行ったり、交通道路ではなく競技場を使うなどして開催してきましたが、今年は久しぶりの1人でのマラソンとなるそうですよ。
兼近が走る理由
マラソンランナーに決まった時のコメントを見てみましょう!
◆コメント◆
今まで何かを成し遂げたことがなかったので、テレビでやりきる姿をいろんな方に見てもらいたいです。チャラい見た目のやつが一生懸命に取り込んでいる姿を見ていただき、全力で走り切って皆さんに勇気を与えたいと思います! 運動はあまり好きではなく、走ること、疲れることはなるべくしないように生きてきたので、あえて苦手なことに挑戦したいと思います。ただ、マジ疲れている感じは出したくないので、なるべくいい感じで、元気に、心地よく、走り切りたいと思います!24時間テレビの歴史、これまで繋いできたバトンを汚さないようにしっかり走りたいと思います!
Twitterにもこんなコメントを出しています。
この内容にある、「何かを成し遂げたことがなかった」「あらゆる事から逃げ出してきた」とはどう言うことなのでしょうか。
EXITは結成2カ月で単独ライブが完売・結成1年で「上方漫才協会大賞」の大賞と新人賞にノミネート。そして、2019年には全国7都市で単独ライブとノリに乗っているのが分かります。
テレビで見る限りではお笑い芸人として人気があり、バラエティー・歌を出してみたりと活躍している印象なので成し遂げていないという言葉とは正反対な気がします。
では、兼近が言う「成し遂げたことがない」「逃げてきた」とは具体的にどういったことなのでしょうか。
自分への挑戦!
過去の壮絶人生にあった
今でこそ活躍していますが、実はかなりの苦労人でこれまでの壮絶な人生が関係しているようです!
◆壮絶人生のまとめ(小学生~21歳までの出来事)◆
・幼少期に父親の会社が倒産
・中学時代に両親が離婚
・朝は新聞配達
・野球で強豪校からオファーがあったが断る⇒本当は行きたかった
・定時制の高校(2カ月で中退)⇒本当はイヤだった
・昼は建設現場でバイト、夜もバイト
・売春斡旋行為をしたため逮捕
・元ホストの家に忍び込み1000万円の入った金庫を窃盗した疑いで拘留される
なかなか内容が濃いですね!
では、詳しく見ていきましょう!
諦めてきた人生!
小学生時代
この時期から壮絶な人生が始まります。
父親の会社経営が倒産したことで貧困生活が始まったそうです。この頃はおやつの代わりとしてティッシュにマヨネーズをかけて食べていたそうです。どれだけ貧困なのかが伺えます。
また、山にクワガタを採りに行っていたそうで、理由として捕まえたクワガタを父親が売る為だったり・クリスマスの時には「サンタクロース来ました」という手紙だけ残されていたようです。子ども心としてはショックでしょうね。
中学時代
両親が離婚します。
兼近は母親に引き取られ、家計を助けるために新聞配達のバイトをしていましたが貧乏であることはコンプレックスで隠していたそうです。
この頃は野球にも打ち込んでおり、大会でも優勝経験があり高校の強豪校からオファーもあったようです。ですが、家計を助けることを優先するため「野球の熱は冷めた」と噓をつき断っています。本心としては絶対行きたかった事と思います、ですが家計を気にして子どもながらに気を使ったのではないでしょうか。
高校時代(16歳~)
定時制の高校に入学しましたが、家計を助けるために高校入学して2カ月で中退。昼はとび職・夜は別のバイトと50種類ぐらいのバイトを経験します。この頃に不良グループとも関わるようになり荒れていきます。
ここでも、家計の為にせっかく入学した高校を辞めざるおえなくなっています。いくら行きたいと思っていても諦めなければならなかったんですね。
20歳
売春を斡旋行為したため「売春防止法違反」で逮捕されています。これは文春で報道され明るみになりました。
19年9月発売の『週刊文春』(文藝春秋)報道によって、過去の“逮捕歴”が明らかにされています。
兼近は当時高校3年生だった女子生徒に売春あっせん行為をしたとして、11年11月に逮捕。本人もその事実を認めていて、19年10月放送の『爆報!THEフライデー 緊急2時間SP』(TBS系)では、12年8月に窃盗容疑で逮捕されていた(不起訴)ことも告白しました。
これについては、犯罪歴をオープンにし、今は誠実に活動しているということで支持するファンも多いようですが、今回『チャリティーマラソンランナー』に選ばれたことには、やはり『犯罪歴がある人物の起用は、チャリティー番組としてイメージ悪いでしょ』『どういう人選?』と反発する声も寄せられています」
21歳
元ホストの家に忍び込み1000万円の入った金庫を窃盗した疑いで拘留されます。これについては、濡れ衣だったので10日拘留された後に不起訴処分で釈放されています。
20歳からが特に荒れに荒れまくっていますが、きっとこれまでの反動がきているのかもしれないですね。
拘留されていたこの時に、お笑い芸人の又吉さんが出版した「第二図書館系補佐」を読んだことで感銘を受けたようです。この本がキッカケでお笑い芸人になろうと決意したとテレビでも言っていましたね。人生を大きく変えた瞬間となっています!
又吉さんの本がキッカケで芸人を目指すきっかけになったのですが、もう1つのエピソードとしても、刑事さんから、「今までの友達とは縁を切って東京で芸人を目指す」よう背中を押されたようでそこで上京を決意します。ですがお金がなくて半年間は宮下公園でホームレス生活を送っています。
ここが人生の分岐点になっていることが分かります。
22歳
宮下公園での炊き出しで何とか生き延び東京NSC19期生として入港します。
芸人になる前はこれだけの壮絶な人生を送ってきて、今の兼近がいてるんですね。
逃げてきた人生におさらば!
人生の振り返りでなんとなく分かっていただけたでしょうか⁈
これまで家庭環境によって大好きな野球を諦めなければならなかった・高校も入ってすぐ中退することになった・後半は荒れていた事で逮捕されるような事まで手を出してしまったりと何かに本気で取り組んだり、最後までやり遂げることがなかったことが分かります。
「成し遂げたことがない」「逃げてきた」というのは、きっとこれまでの人生のことを振り返ってみてそう思ったのではないでしょうか。
他にも「あえて苦手なことに挑戦」・「暗い世の中を明るくしたい」という想いもあると言っていたので、ぜひ完走して観ている人に元気を与えて頂きたいですね。
まとめ
EXITの兼近さんがマラソンランナーとして走る理由として挙げていた「成し遂げたことがない」「逃げてきた」ことについて、具体的にどういったことなのかについて調査してみました。
結論として、芸人前の壮絶な人生が関係していることが分かりました。
久しぶりの1人マラソンですし、今までできなかったことを是非思い切りやり切ってほしいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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